扁桃腺肥大とアデノイド肥大

扁桃腺肥大とアデノイド肥大

あなたのお子さんは、よく高熱を出したり中耳炎を繰り返したりいびきをかいたりしませんか?
もしそのような傾向があるのなら、それは、扁桃腺やアデノイドが肥大している可能性があります。
扁桃腺やアデノイドが肥大すると、滲出性中耳炎になったり無呼吸になったり、口呼吸のせいでアデノイド顔貌になったりします。

 

幼い頃に、何か夢中になって口を開けっ放しにしてしまい、ご両親に注意された記憶はありませんか?
もしかしたら、あなたも幼いときアデノイド肥大だったのかもしれません。
扁桃腺やアデノイドが肥大したままにしておくと、無呼吸になりお子さんの睡眠を阻害していまうこともあります。

 

扁桃腺炎

 

扁桃腺肥大は、耳鼻科で診てもらうとすぐに分かります

扁桃腺もアデノイドも肥大するのは、5歳くらいがピークで、その後は縮小傾向です。
小学校に上がるまで様子を診て、それでもなお肥大傾向であるのならば手術を勧められると思います。

 

しかし、大切な成長期である幼児期に睡眠不足や無呼吸によってお子さんの成長が阻害されるのであれば、手術で取り除いた方が賢明です。耳鼻科の医師や小児科の医師によって、見解がことなることがありますが、手術を受けるかどうかはしっかりと、多くの医師の意見を聞いて決断すると良いでしょう。

 

扁桃腺摘出手術について

手術自体は、それほど難しくなく、入院日数は7日から10日くらいと言われています。

 

扁桃腺だけ肥大しているお子さん、またはアデノイドだけ肥大しているお子さん、もしくは両方とも肥大しているお子さんといろいろなパターンがありますので、どこまでの手術を行うかによって入院日数は少し異なります。

 

手術は全身麻酔で行われ、傷口からの再出血がなければ退院になります。

 

術後2~3日は、痛がるかもしれませんが、子供の回復力は目を見張るものがあります。
お子さんが中耳炎を繰り返したりや無呼吸(いびき)で悩んでいるご両親は、是非一度耳鼻科で診察してもらうと良いと思います。

 

扁桃腺摘出手術体験と、切らない治療法

 

以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
実際に手術にかかった費用などをご覧になりたい方は「大人と子供の扁桃腺摘出手術」を御覧ください。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。