【扁桃摘出手術体験談】大人になってから手術した主人の場合

【扁桃摘出手術体験談】大人になってから手術した主人の場合

子供の扁桃腺肥大・摘出手術

 

扁桃腺肥大。子供から大人への成長過程でおこりうるリスク

扁桃腺肥大とわかったら、育っていく過程、大人になった時のリスクも頭に入れておくと良いと思います。
扁桃腺肥大により、睡眠障害が出る場合は、成長の妨げとなる場合があります。
低身長、落ち着きがない、学力低下、眠気など

 

扁桃腺肥大を放置しておくと腎臓に影響を及ぼします。(慢性腎炎)

 

熱を出しても病院を受診はするものの手術に踏み切れず大人になってから切除した主人の体験をご紹介したいと思います。

 

扁桃腺肥大から考えられる症状

両側の扁桃腺が何らかの原因によって肥大すると、子供ののどはまだ小さく肥大した扁桃腺が邪魔をして、呼吸困難になったり、いびきがでたり、食べ物が食べにくかったり、ひどい場合は、無呼吸症候群になることも考えられます。

 

無呼吸症候群になる場合は、アデノイドも肥大していると考えられます。

 

大人の扁桃腺肥大。成人してから手術した主人の場合

小さい頃から扁桃腺肥大だった主人。1年のうちに38℃か~39℃の高熱を何回も出していました。
一家を支える大黒柱が1年に何度も熱を出し仕事を休んでいる状態が続きました。1回熱が出ると2、3日は出続けます。
無理して会社に行かなければ会社から「辞めてもらいます」と言われないかと心配し、必死に仕事をしていました。

 

ついに耳鼻咽喉科から「手術を考えた方が良いですよ」と言われました。
「小さい頃から何度も熱を出しているいるため扁桃腺が癒着しているのではないか」とのことでした。

 

  • 全身麻酔での手術
  • 術後の影響
  • 会社を最低でも1週間休まなければいけないこと

 

悩む事はいろいろありましたが、会社の承諾も頂き手術に踏み切る事に。
大人になってから全身麻酔による手術を経験しました。(扁桃腺は全摘出)

 

扁桃腺の場所_扁桃腺摘出手術大人になってからの術後の痛みは、とにかく痛いです。のどの風邪の痛みどころの痛みではありません。

そして、病院食もおかゆの毎日です。早く普通の物を食べたいと思うのですが、あせって食べると治りかけている部分がはがれるため痛みがひどくなります。

 

1週間だけの入院なのですが、体力もなくなり普通の生活に戻るのも時間がかかりました。
入院期間は、1週間 入院費用は12万円でした。その後、保険会社に申請し全額払い戻しされました。

 

扁桃腺肥大を放置した場合のリスク

上記のように大人になるまで放置してきた主人は、大きなリスクがあります。

  • 何度も高熱を出し、扁桃腺にダメージがあること。
  • 手術の為に仕事を長期に休まなければいけないこと。

これは大人に限らず、学生にも同じ事が言えます。

 

扁桃腺が肥大していたことによってもう一つ気になる事がありました。
社会人になってから、毎年健康診断を受けますが、腎臓の数値が悪いのです。

 

尿から検出されるたんぱく尿と呼ばれる物ですが、腎臓の機能が正常に働いていないため、本来体に吸収されるべきたんぱく質が尿に流れ出てしまっている状態です。

 

40~50代の方に多い慢性腎炎の原因が扁桃腺肥大です。

 

扁桃腺と腎臓どう関係があるの?と思うかもしれませんが、扁桃炎を発症した時にできた炎症のもととなる物質がそのまま腎臓で貯まっていき慢性的な腎炎を発症すると考えられると保健指導の方に教えてもらいました。

 

「そんなことなら早く手術すれば良かった」と主人は嘆いています。

 

扁桃腺肥大とわかったら、扁桃炎にならないように気をつける事が大事です。
放置して大人になった時困らないためにも、健康管理に気をつけましょう。

 





 




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