喉が痛い時に気をつける飲み物、食べ物は？
扁桃腺が腫れるのは子供に多いイメージですが、大人でも風邪を引く前などに喉が腫れることはよくあります。扁桃腺が腫れたときは、飲んだり食べたりしたものが喉を通過するときに、引っかかるように感じて嫌なものです。
これは喉が腫れて狭くなったためにそう感じるのですが、では扁桃腺が腫れたときに食べたり飲んだりしてはいけないものとは何かと聞かれたら、みなさんは何と答えるでしょうか。早速街に出て聞いてみました。
調査期間：2015.06.01～2015.06.30
対象人数：100人
アンケート項目：
●香辛科が効いた食べ物
●お酒
●フランスパン
●炭酸飲料
●梅干し
●トマト
アンケートの結果は次のようになりました。
- １位 香辛料が効いた食べ物
- ２位 お酒
- ３位 フランスパン
■香辛料が効いた食べ物
扁桃腺が腫れたときに香辛料が効いたものを食べると、患部を刺激してよけいに腫れたり、熱を持ちますからあまりよくないのは確かです。
・「そもそも喉が痛いときに辛いものなど食べようという気にはならない」
・「喉に刺激がありすぎて、余計に腫れてしまいそうだから」
・「腫れているなら安静にするべきだと思うので刺激物が一番だめなんじゃないか」
・「腫れている状態だと傷つきやすいので、刺激のあるものはよくない」
アンケートの回答は、どれも読んで納得するものばかりでした。
ただし、あえて扁桃腺が腫れたときに刺激物を摂取するという人もわずかながらいます。
患部に適度な刺激を与えることで治りが早くなるという、逆療法的な発想らしいのですが、普段喫煙しないのに喉が痛いときにわざとタバコを吸ったり、香辛料を摂取したりする人もいるようです。
■お酒
・「炎症を起こしているのでアルコールはダメ」
・「体調のすぐれない時にお酒を飲むと余計に体調が悪くなる」
・「お酒を飲むことで血流が活発になり、腫れているところが熱を持つ」
お酒については、このような回答が目立ちました。
これらの回答者は、「病気のときはアルコールは禁物」という「常識」から、
そう感じたのかもしれません。
また、こんな回答もありました。
「扁桃腺炎になったときに日本酒を飲んだことがあるが、喉が余計に腫れ上がってしまった」
やはり扁桃腺の腫れにお酒はいけないようです。
■フランスパン
・「いくら噛み砕いても固いし、尖っていたりして飲み込むときに喉に刺さるから」
・「腫れている時にフランスパンはパリパリで固いため、のどを通るとき傷つけそうな気がする」
・「フランスパンのパサパサした感じ、食べれば口の中の水分を吸収しすぎて喉が渇く、飲み込むときに痛みを感じる」
フランスパンについては、こういった回答がありました。
フランスパンが悪いというのは、あくまでも見た目のイメージからくるもので、別にフランスパンそのものが喉によくないわけではありません。
扁桃腺が腫れる症状は、誰でも年に1回は経験しているでしょう。
喉が痛いと食べても飲んでも気になるので、いろんなことが言われるのかもしれません。
※データの引用・転載時の表記について
本調査結果の引用・転載の際は、必ず「扁桃腺の腫れ.com」という記載、ならびに、当サイトへのリンクを明記していただきますようお願い致します。
リンク URL：http://www.扁桃腺の腫れ.com/
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