歌が上手くなる喉ケア方法

歌が上手くなる喉ケア方法

喉に持病を持っている方なら誰もが独自の喉ケア方法をお持ちですよね。私の場合は扁桃腺炎の手術以降、喉の免疫器官を失った状態ですから、普通の方よりも喉を傷めやすいため、特に気を遣う必要があります。同じく、喉の健康維持には特に気を使わなければならない職業の方がいます。それがボーカリストと呼ばれる方々です。

 

歌を歌うことが仕事である彼らは喉の健康には人一倍敏感である必要があります。万が一、喉を痛めてしまった場合は仕事をすることができません。彼らにとって、喉をケアすること、いいコンディションを保つことは仕事をしているのと同じだと言っても過言ではないのです。喉ケアのプロとも言えるボーカリスト達は一体どんなケアをしているのか、同じことをすることで私も歌を上手く歌えるのかも、と思い調べてみました。

 

まず徹底的に行われているのがやはり「喉を常に潤すこと」「風邪、扁桃腺炎、気管支炎…等の病気を予防すること」です。乾燥は喉を痛めるだけでなく、病原菌の感染拡大を促す原因にもなっていますから、ボーカリスト達は加湿器を使う、マスクをする、水分をこまめに取る等して常に喉が乾かないように工夫しているそうです。うがいの時は塩水を使うのも効果的です。そしてボーカリストならでわの喉ケア方法として下記のようなものがあります。

 

①喉に負担を掛ける歌い方をしないこと。
喉の声帯に強い負担がかかっていると当然歌はうまく歌えませんし、喉を痛める原因になります。声帯を開くには下の先を下側の前歯の裏側にそっと当てて安定させてみてください。声帯が開き、声が出やすくなります。

 

②腹式呼吸を徹底すること。
腹式呼吸でない場合も、声が自然に出にくくなるため、喉に負担が掛かりやすくなります。歌を上手く歌い、喉を痛めないように歌うには腹式呼吸を意識して行いましょう。

 

どちらも難しいことではありませんので、私たちにも習慣化することができますよね。
歌をうまく歌いたい、歌うのが大好き!という方は通常のケアに加えてみてはいかがですか?

 

扁桃腺摘出手術体験と、切らない治療法

 

以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。
切らずに治す慢性扁桃炎・扁桃腺肥大