扁桃腺の手術とその後の経過

扁桃腺は、一度腫れるとくせになる人も少なくありません。あまり頻繁に高熱が出るようでは危険ですので、慢性化していると判断されたら扁桃腺除去手術を受けることになります。

 

扁桃腺摘出(レーザー)手術の大まかな流れ

手術前日に入院して各種手続きと麻酔や手術に関する説明、検査などをこなします。翌日、全身麻酔をかけて口からメスを入れ、炎症の原因となっている部位を切除します。麻酔が効いていますので、眠っている間に手術が完了し、そのときは痛みはほとんどありませんが、麻酔が切れるとかなりの激痛を経験しなければなりません。痛みのピークは人にもよりますが、術後2~3日の人が多いです。

 

術後すぐの後遺症としては、痛みのほかにも出血や高熱、舌や喉の腫れなどがあります。これらは解熱剤や鎮痛消炎剤などで対処しますが、つばを飲み込むのも痛いので、場合によっては点滴で栄養や薬を摂取します。食事は入院中はほとんどおかゆや流動食になりますが、おなかが減っても痛みが勝ってあまり食べられないという人がほとんどです。

 

 

扁桃線 摘出 手術

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摘出手術による出血と痛み

手術による出血は翌日になると血が固まってきて徐々に収まりますが、かさぶたがはがれると再度出血します。このときの出血が多少の量であれば問題ありませんが、あまり大量に出血すれば再手術をしなければなりません。

 

痛みに関しては、切除した部位の痛みはほとんどの人が激痛であると述べていますが、あまりに酷い場合には座薬で鎮痛剤を入れて痛みを和らげます。その後は徐々に痛みや腫れが回復しますが、術後8~9日で退院となっても、しばらくは刺激のあるものや硬いもの、生物などを食べることは控えましょう。

 

免疫力が低下していますので、回復が遅くなったり、新たに菌に感染してしまう可能性があります。また、大体2~3週間で痛みや腫れはほとんど完治して、普段どおりの生活ができるようになりますが、この状態になってもしばらくの間は飲酒や激しい運動は避け、安静にしていることも大切です。

 

 

扁桃腺摘出手術体験と切らない治療法

 

以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
実際に手術にかかった費用などをご覧になりたい方は「大人と子供の扁桃腺摘出手術」を御覧ください。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。

切らずに治す慢性扁桃炎・扁桃腺肥大

 



 


 

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